(川澄vs田村の王座戦の映像が流れる)
『魔王の罠によって王座奪取に失敗』

(コナミジムでのトレーニングの様子)
『永遠の力に負けない身体を造り上げ』

(vs折笠、vsW水銀燈の映像)
『復帰した彼女を待っていたのは、暴力と策略の嵐』

(vs川澄・能登組の映像、川澄から3カウントを奪ったシーン)
『しかし今、復讐の時は来た』

VOW presents PPV

『Judgment Day』

GHVヘビー級選手権試合
川澄綾子vs田村ゆかり


PVが終わると、田村の入場テーマが流れる。入場ランプにプロシードα登場、観客の大声援に応えながらリングイン。
今度は川澄の入場テーマが流れ、魔王軍が登場。場内大ブーイング。それをもともせずに魔王軍入場、リングイン。
プロシードと魔王軍は真正面から睨みあい、一触即発のムード。そこにGMのテーマが流れる。
タイタントロンにGMの姿がでかでかと映し出される。


GM『こんばんは、ぼくのぶよGM。みんな、よく集まってくれたね』
川澄「GM、これはいったいどういうこと?こいつらまで呼ばれてるなんて聞いてないわ」
浅川「それはこっちのセリフ。なんだったら、今すぐここで決着をつけようか?」
GM『まあ落ち着いて。わざわざ集まってもらったのは他でもない、PPVのカードが決定したから、
   みんなまとめてお客さんの前で発表しようかと思ってね』
田村「ふぅん。それで、カードは?」
GM『それじゃあ早速発表しようか。プロシードαvs魔王軍の対抗戦は、5vs5シングルマッチで行うよ。
   まず第一試合、広橋涼vs後藤沙緒里!』
川澄「妥当なところね。後藤さん、取りこぼしは許されないわよ」
後藤「……」
浅川「涼、勝てるよね」
広橋「はい!」
GM『第二試合はハードコアマッチ、生天目仁美vs能登麻美子!』
能登「なばかぁ…楽勝ね」
伊藤「仁美さん…」
なば「大丈夫だよ、静さん」
GM『第三試合はラストマン・スタンディング・マッチ、伊藤静vs田中理恵!』
なば「静さん…」
伊藤「任しときなさいって!ボッコボコにしてやるわ!」
田中「うふふぅ……ジャンクが1つ、増えるわねぇ」
GM『第四試合・セミファイナルは、浅川悠vsかかずゆみ!』
浅川「なんで私とかかずなの?」
川澄「ゆみさん……今度は本気でお願いしますね?」
かか「……わかってるわ」

GM『そしてメインイベントは、GHVヘビー級選手権試合、王者・川澄綾子vs挑戦者・田村ゆかり!!』
田村「今度こそ、ゆかりがベルトを貰うからね!」
川澄「1回勝ったぐらいで調子に乗らないで。あなたではチャンピオンに相応しくないということを教えてあげるわ!」
GM『5vs5ということで、勝敗は勝ち星の数で決まるよ。負けたユニットにはペナルティがあるから』
川澄「なにソレ!聞いてないわよ!」
GM『今はじめて言うから、当然だね。負けたユニットは向こう3ヶ月、各王座への挑戦を禁じるよ。
   ああ、沙緒里ちゃんのタッグへの挑戦権は別ね。アレは魔王軍に入る前に決まったことだから』
浅川「また思い切ったペナルティね。私たちはもちろん、認めたくはないけど魔王軍だってVOWの主流よ。
   そのどちらかをストーリーから外そうっていうの?あなたの手腕が問われる事態にならなきゃいいけど」
GM『心配ご無用。我がCDUをはじめ、若手、L/R、AIとみんな元気だからね。
   むしろ負けたらキミたちのポジションがなくなるかもしれないということを心配するべきだね』
浅川「上等……!」
GM『さあ、ぼくからの話はこれでおしまい。キミたちは練習なり作戦会議なりに励んでね。
   VOWファンのみんなは、次回PPV「Judgment Day」を楽しみに待っててね〜』


第一試合
広橋涼vs後藤沙緒里


第二試合
生天目仁美vs能登麻美子


第二試合終了後

第三試合
伊藤静vs田中理恵


第四試合
浅川悠vsかかずゆみ


第五試合
GHVヘビー級選手権試合、
王者・川澄綾子vs挑戦者・田村ゆかり

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